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私について

音は、本来とても個人的で、同時に社会的なものだと考えています。

MORUNE Studioは、生成AIを用いた音楽制作を起点に、フィジカルなプロダクト、研究、ワークショップを横断する実験的なスタジオです。
「聴くもの」として消費されがちな音楽を、「手に取れるもの」「誰かに渡せるもの」として再構成することで、感情とテクノロジーのあいだにある体験を探究しています。

個人の声や感情をすくい取るサウンド、ギフトとしての音楽、公共・教育領域における生成AI活用まで。
制作と研究を往復しながら、「つくる人」と「受け取る人」、「個人」と「社会」をゆるやかにつなぐ音のあり方を模索しています。

活動の軸

MORUNEでは、次の3つを軸に活動しています。

生成AIを用いた音楽・サウンド制作
AIを単なる自動化ツールとしてではなく、表現を拡張するパートナーとして捉え、楽曲制作やサウンドデザインを行っています。

音を「手に取れるもの」にするプロダクト開発
ミニCDキーホルダーやNFCを用いた音のプロダクトなど、音楽を物理的な存在として扱う試みを行っています。音が「記憶」や「贈り物」として機能する形を探っています。

研究・ワークショップ・公共実装
生成AIとクリエイティブの関係を、研究・教育・福祉の文脈で検討し、ワークショップや共同プロジェクトとして実装しています。

背景・スタンス

これまで、企業・研究機関・教育現場と関わりながら、


「AIは創造性を奪うのか、それとも広げるのか」


「つくることは、誰のための行為なのか」


といった問いに向き合ってきました。

MORUNEは、その問いに対する実践としての仮説です。
正解を提示するのではなく、試し、つくり、失敗しながら更新され続けるスタジオでありたいと考えています。

研究背景・専門領域

専門・関心領域:

  • 生成AIと創造性

  • 音楽とフィジカルプロダクト

  • AI倫理

  • 教育・公共領域におけるAI活用

  • クリエイティブワークショップ設計

© 2025 by MORUNE STUDIO

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